・復讐に狂う獣。兄と慕っていた藍々を箱庭戦争で失ったことにより紅々は狂ってしまった。藍々の仇である華帝を殺すため、箱庭に二度と足を踏み入れられなくても、その身はソトへと堕ちていった。その世界線に存在するザシアンを殺しきると次のザシアンを殺すため、装置としてセレビィを殺し時渡りを強制的に行っていた。幾つ獣を殺そうとも、大切な存在を殺した獣に復讐するまで彼女は止まらない。箱庭から自主的に堕ちた稀有な存在で、朔耶もその境遇に同情したのか自らの加護を与えた。朔耶の加護のお陰で、紅々の身体は多少の攻撃であれば傷がつかない。数多のザシアンとセレビィを殺してこれたのも母神の加護のお陰である ・紅々が狂った発端は、兄と慕った藍々が反乱軍についた事から始まる。華帝のせいで優しかった藍々が狂ってしまったのだと紅々は考え、怒りと藍々を連れ戻すという決心のみで敵本陣まで単独突入したのである。まさに鬼神のごとく。華帝は顔に修羅滲ませる紅々をただ棒立ちで、無防備で、笑いながら見詰めるだけだった。殺せる、と紅々が確信した次の瞬間に紅々の刃は藍々の胸を貫いていた。血に塗れ地に伏せた藍々を呆然と見下ろす紅々は呆気なく反乱軍に拘束され、捕虜としてそれなりの待遇を受け終戦を迎える。捕虜となっている間に紅々は藍々を殺したという事実に耐え切れず発狂。じわじわと自身の罪から逃げ、華帝が藍々を殺したという事実誤認を起こし始める。さらに狂気は進行し、華帝はザシアンであるという改変認識にまで至っている。現状の紅々は『藍々の仇である華帝(ザシアン)を殺さなければいけない』『ザシアンは兄である』『自分は殺してはいない』という矛盾を孕んだ認識を持っており、ソレを指摘されると狂気に飲み込まれ他害行為を始める ・狂気に飲まれすぎないよう、ラジエルによって定期的にメンテナンスされている。ただ、紅々が何時何処に飛ばされたかを把握するのは困難で、ラジエルにはメンテナンス後にお小言を言われていたが素知らぬ顔。現在はとある世界から動いていないため、ラジエルに感謝されているということを紅々は知らない。メンテナンス直後は話も通じ、まだまともな思考が出来る ・とある世界、とある時代であったザシアンであるアヌローラさんを殺すために現在は生きている。なかなか死なないアヌローラさんをあの手この手で殺そうと画策する。彼に妹であると言われる度に何かが何処かで壊れる音がする。早く殺して次の世界へ行きたがっているのだが、なかなか死なないので憎らしい ・オムレツは嫌い。美味しいから嫌いになった ・狂気に染まる前から人の話を良く聞かず、己で完結するタイプだった。現在もその性格は変わっていない。元々は禁裏の門を藍々と護っていたが、優秀な藍々と比べ落ちこぼれで、藍々からも下に見られていた真実を紅々は全く知らない
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