・未来と祈翠の娘、蒼命の姉。セフィロトの樹から生まれた生命の実。やがて生命の樹となり、大樹の代わりに箱庭を支えるための存在だった。しかし、知恵の樹として緋生の片割れとなるはずだった蒼命や神々を裏切りソトに堕とされたため、現在はその機能をほぼほぼ失っている。生命の実の能力として、周囲の生命力を吸い取り自分の生命力、活力とする事が出来る。生命力溢れる娼館『黒乃巣』は、緋生にとって堕落し力を行使することなく活動可能な、何をするにおいても都合がいい場所である ・家族に関する記憶が消えた祈翠に対して、嫌悪と憎悪を感じている。聡い緋生は姫翠が例え権能のせいだろうと自分達を棄てた事に変わりがない事に気がついている。また、祈翠の記憶を消すことを子供達に相談せず勝手に決めた未来に対して、激しい拒絶反応を起こしている。感情は最後まで隠しきるタイプなので、不満や憤りといった負の感情を溜め込んだ結果が反乱軍に加担する要因のひとつとなってしまった ・片割れであり弟である蒼命を今でも愛している。その昔、親からの愛情という欠けた要素を埋めるため、蒼命と緋生は自然に愛し合いやがて妊娠した。暫くして、緋生が妊娠を機にこの関係性が間違っている事に思い至る。蒼命に似た命生は可愛かったが、それよりも緋生は蒼命を助けたかった。緋生という不出来な姉に執着する、不幸な弟を見ていられなかった。蒼命を愛していたからこそ己を憎むように反乱軍に加担し、戦争に参加しそしてソトに堕ちる事で物理的に緋生は蒼命から逃げたのだった。今後一切、緋生は蒼命に会うつもりも機会もないだろう。万が一にも起こり得た場合、緋生はどんな手段を使ってでも蒼命を殺す。優しいその瞳に映る醜い化け物は、お前を不幸にするだけなのだと囁きながら ・娼館『黒乃巣』の女主人。建前は主人ではあるが、経営不振で自殺した薔薇萃の親から拾い上げただけ。薔薇萃が大人になる頃には彼に全ての権限を渡して悠々自適に生命力を吸い上げて生活する予定。金で買った暇潰しだと本人は豪語しているが、娼館の従業員達からは物腰、思想等含めてかなり慕われている ・咲氷を気に入っており、良くちょっかいをかけている。華帝との関連で顔見知り。夜のお誘いを仕掛けてみたり、ロリコンをいじってみたり、良い暇潰しになっている ・命生とはソトで顔を合わすことはない(命生が緋生を避けているため)が、見かけると緋生なりに甘やかしている。空気を読んで蒼命の話をしない命生が愛おしい。命生に蒼命の面影を感じて、自分の愚かさを知るのだ ・象徴的な力の源である角をソトに落とされた際、強制的に折られている。角の跡は綺麗に処置済み。緋生にとってはそれがコンプレックスのため、帽子で角の跡を隠している。
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