・妹神の兄。反乱軍に加担した妹神への刑罰を死刑から回避するため、朔耶に懇願し、妹神と共にソトに堕ち妹神の監視という役目に徹する事を選択した神の成れ果て。妹神の背負うべき罪の半分を引き受けている。現在は流れ着いた土地で阿羅耶を奉る神社を造り、ひっそりと神主として生活を続けている ・箱庭にいた頃から無欲の化身のような男だったが、唯一の肉親である妹神に対しては所有欲に近しい態度を隠さなかった。妹神からも慕われていたのでそれで済めば良かったのだが、箱庭戦争が起こり妹神が反乱軍についた事で兄神の執着はねじ曲がってしまう。元々他人に自分の価値を見出す男だったので、拠り所となっていた妹神が死刑を下された時には狂おしい程に心を乱した。妹神に生きてもらわなければ自分の価値が分からなくなる。ただそんなちっぽけな理由で、自分勝手すぎる理由で、妹の望みを無惨にも尽く打ち砕いたのだった。兄神の悪い所は、妹神の心を打ち砕いた事を自覚していないことである。優しい男にも見えるが、彼は根っからの自己中心的。自分の利益優先で物事を考える節がある ・半ば無理矢理神社に居着いた星々に対して、自分とは違う奔放性に魅力を感じ、さらに恋心を内包している。星々の機嫌がいい時に抱かれているものの、愛を返してはもらえない現状に虚しさを感じており、今の関係性をどうすれば改善できるのか日々悩んでいる。星々の目に自分が映らなくても、それでも ・星々に執着が移り変っている様子で、妹神が少々いきすぎる性格である事に気が付き始めた。つまり、箱庭時代は妹神の内面を全く見ていなかったことになる。執着で盲目になる男

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